日々是好日

育児と介護に追われる普通よりちょっとしんどいママのブログです。

ボランティアは民業圧迫か?

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先日、身内に「ボランティアはするもんじゃない。民業圧迫になる」と言われました。
→ボランティアが活動することは民間企業の仕事を奪うことにならないか?
皆さんはどう思いますか?

 

私個人の立場としては公的な業務経験とボランティアの両方をさせていただいた人間です。

今日は、そんな個人的な経験に基づいて、あくまで個人的な意見でまとめていきたいと思います。

個人的な見解を一方的に出すのはどうなんだとも思うのですが、意見があってから反対できたり、気づいたりするきっかけになると思うので、書いていきたいと思いますm(__)m

 

ボランティアにはたくさんの方法(種類)がありますよね。

海岸清掃、街中清掃、公のイベントのアシスタント、高齢者のサポート、出張演芸、がれき除去、サロン提供、物品の提供などなど。。。

細かく言えば、ご近所の高齢者の方を送迎したりするのも立派なボランティア。

 

行政のやることって責任が伴ったり、役割があったりして面倒くさいです。

私自身、ボランティアの役割や民業圧迫について考える、こんな悩ましいケースがありました。。

 

困りごとケース1:罹災に該当しない損傷した家屋

目の前に家屋に損傷を受けて困っている高齢者家庭がある。

本日は瓦やガラスをひろったり、傾いた戸口を直しに来たのではなく、様子を聞き取りに来たのが目的です。
タヌキや猫や入ってくるかもしれないのに、危ないのに、せめてガラスくらい拾って横に寄せてあげられるのに…それができない。

→なんで?

         割れたガラスのイラスト(フロートガラス)

困っている人がいた時にすぐ行動したいけど、更に困っている人がいたならば、そこに手が届かなくなってしまう。

キチンと役割とシステムを動かさないと公平にスムーズに動かなくなってしまう。

それに行政が抱えてる課題の量も多く、すぐには動けない。

該当家庭の方もどう対応していいのか相談先もわからないし、お金もない。

こんな時、ボランティアだったらすぐに動けると思います。

民業圧迫も何もヘッタクレもないです(個人的には)。

困ってる!って本人が言っているんだから。

このケース、持ち帰り、検討されましたが、ボランティアとの繋がりが密であったら即断可能なケースだと思いました。

 

困りごとケース2:新米ママがメンタルケアが必要にならないように

少子化でご近所で相談相手に恵まれないママになりたての人がいます。

これ、本来保健師が話を聞いたり、サロンなどの人が集うところを情報提供したりするところ。

だけど、やっぱり保健師とかだと楽しい時間にならなかったり、サロンに入るには敷居が高かったりする。。。

これ、保健師が介入してサロンや一般人が手をとりに行かなきゃいけない。

このケース、たまたま保健師とつながりがあったので私(この時は一般人)の方でサロン開催させていただいてみんなで楽しみました(コロナ前)。

民間に委託いただいてもよいケースかもしれませんが、そのような民間企業もないし、そもそも行政が打診もしてこなかった。

できないのかな?

 

困りごとケース3:子どもにも食べ物と安心を

親に食事をきちんと与えられずお菓子などあるものでしのいだり、生活自体が困窮している家庭の子どもたちが、実は誰の身近にもいます。

独身時代にも近所の子どもが私のアパートにご飯を食べに来ることがありましたよ。。

        お腹が空いた子供のイラスト(女の子)

行政は生活補助などの金銭面での補助をしてくれるでしょうが、受けられない人もいるし、事情があって回ってこない人もいるし、もらえない人もいる。

末端である子どもには恩恵が届きにくい。

民間であれば、誰と言うことなく「来ていいよ」という形にして食事や物品の提供などができる。

また、親が子どもに十分な食事を与えていない場合について、子ども食堂などが子どもの心の居場所にもなれる可能性もあると思います。

親に自分の心の居場所を見出せなくても、社会に対して心の居場所を見いだせたら大成功ですよね。

ただ、これが行き過ぎると民業圧迫になるかもしれませんが、困窮家庭などについて考えると、お金がなくて買えないわけだから、物品の提供によって民業に影響はないのです。

 

困りごとケース4:緊急!物資の提供は是か非か?

熊本豪雨の時に物資の提供を郵送で行いました。

だけど、被災地への輸送手段がなく現地の支援者方で持て余す結果になりました。
現地支援者の要請で物資はストップし、周辺企業を応援するためと、輸送費なども考慮して募金に切り替えました。

          お金のキャラクター(紙幣)

これは現地から遠慮なく本音を伝えていただいたおかげです。

物資を大量に送っても被災地に倉庫など設置できなかったり、輸送のためのガソリン代がかさみます。

仕訳が難しいとか汚いものが入っているとかだけの問題ではないんですね。

状況に応じてボランティアの体制を変えていくことがボランティアの提供を受ける方もありがたいし、民業の圧迫にもつながらない。

 

困りごとケース5:お掃除系はボランティアがすべき?業者がすべき?

どこと言わず、街中清掃、海岸清掃ってやってますよね。

街中清掃ではJT(日本たばこ産業株式会社)が川越のお祭りの日にボランティアでやってるのを見たことがあります(^^)

海岸清掃も漁協なんかがやったりもしますね。

行政がお金(税金)を払って業者を雇うこともお金が民間に回ってよいかもしれませんが、手軽にできる清掃系のボランティアは人々の意識の向上につながると思うので、極力雇わない方が良いと思います。

ゴミを捨てなければ掃除の必要がない。

意識が向上することこそが本当の意味で街中、海岸ゴミの減少につながると思うからです。

ただ、きれいになればいい。

誰かがすればいい。

そういうことじゃない…ってこともありますよね。

だから、私も未来のために、子どもたちの意識向上のために参加します。

結論

ボランティアはやり方次第。
やり方を間違えれば民業圧迫、人の迷惑になる。

ボランティアには行政とは比にならない自由度ときめ細やかさ、瞬発力があるが、自己満足に陥らない冷静さも必要。

行政と信頼のおけるボランティアは手を組んで強みと弱みを補い合えるのがベストじゃないか?

         握手のイラスト

おまけ:私がボランティアをやる理由

私を含め、ボランティアをする人のマインドって様々だと思いますが、少なくとも私は「ありがとう」枯渇者です

人に聞かれたら言ってますよ。。

だから負い目なんて、お返しなんて考えないで、って。

ずっと、…劣等感の塊だったから。

「ありがとう」って言ってもらったら、こちらこそ本当に「ありがとう」です。

お金以上に価値のあるものをいただけるのです。

ただ、こんなモチベーションだと独りよがりの傍迷惑になりかねないので、本当の意味で人には寄り添えるように膝をついて目線を合わせてお話をし、お返しとしてできることはさせていただく…。

そんな不純な動機でも人の役に立てばいいなと思っています。

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