正月から転倒 数え年で99才になったばあちゃん
正月。
…正月。
盆暮れ正月は病院にはかかりたくないのは私だけでしょうか?
盆暮れ正月にはケガや病気をせず、火事などおこらないように家事や入浴を控えて静かに過ごす…。
今はそうでもないかもですが、できるだけそうしたいと思っています。
病院や消防の方のお仕事を増やしてしまうしね。
それが、1月1日深夜。
離れで子どもに添い寝しているところに母がドアをノックしました。
「起きとるか?ばあちゃんがベッドから滑り落ちたんよ。手伝ってくれんか?」
また、救急車??
これまでも呼吸がしんどくなって、夜間救急を受診したり救急車のお世話になったことがあったのでイロイロ想像もかけめぐりました。
母屋に行ってみると…ベッド下に横たわって眉間にシワを寄せて駄々をこねている祖母。
数え年99歳の祖母。
動きません。
どこを触っても「いたい!いたい!」
と腫れものでもあるように嫌がります。
…父と母がどうにかベッドに担ぎ上げようとしているけれど、本人は怒るばかり。
私は手伝いに来た人間だけども、放っておいた方がよいと判断しました。
完全に脱力している大人を担ぐのも大変なのに、相手かまわず暴れられたらケガに繋がる。
そこで、畳に横たわった祖母の下に毛布を敷きこんで温め、母が朝まで添い寝することになりました。
。。。
○○すべきと自分ルールに持ち込みたいけど
…あきらめたら楽になることもあると思います。
躍起になってるのが相手に伝わって、逆に相手が拒絶してしまい、
…どうにもならなくなることもたくさんあります。
こういう時、張り合うと自分がつらくなるし、状況悪化するし、息詰まるので…
そんなもんだとあきらめる。
あきらめてどうにかなることはできるだけあきらめるように努めています。
※あきらめるには日々の訓練が必要です(-_-;)
(私の3人の子どもたちのうち2人に発達障害があり、毎日自分ルールの正面衝突が毎日おこっています(-_-;))
そしたら腹も立たないし、比較的スムーズにいい空気が流れる。
母たちは血が近いから余計ヤキモキするんだろうけど、こんな時、私を呼んでくれてよかったな…と思いました。
年末だろうと正月だろうと介護に休みはありません。
1人で介護に向かい合っている方のストレスを思うとやり切れません。
いつでもどこでもヘルプ!の声をあげればどこかに繋がる…
ため込まないように日々過ごせたらな…と願っています。
今月、ウチの祖母は初めてのショートステイ(短期宿泊)に行きます。
場所はいつもデイサービスでお世話になっているところで比較的近所だし、祖母にとっても既知の場所なので少し安心です。
それでも心配ですが…。
母が安心して眠れる日も必要です。
私は母が過労で倒れるところを想像したくはありません…。
※監査の時はつくろって、普段は利用者に暴言やヒドイ仕打ちをしている施設が本当にあるのです(関係者談)。
来年は祖母も一世紀(笑)
後悔のないように
「できること」を「できるだけ」
それを考えながら家族の支えをしていきたいな…と思います。