生まれてすぐに普通じゃなかった!?アスペルガー長男の例
初めての出産がアスペルガーの長男でした。
泣くし寝てくれないしで扱いが難しいし、当時はスマホもなかったから検索魔にもなりきれず情報不足。
田舎だし、保育園にも行ってないから近所に相談できるママ友もいない。
・・・私が育児下手なせいだ…って思ってました。
おまけに、母が「お前は寝かしつけが下手だ」とか服の着せ方が足りないとか、一つくしゃみしたら布団かけが悪いんじゃないかと散々言われていましたから。。。
自分のせいだ、って思ってました。
今回はそんな方の参考になればと思い、記憶をたどってみました。。
- 出産:産声に違和感
- 生後2か月ごろ---「え⁉意思疎通?」
- 生後2か月ごろ---寝ない・泣き止まない
- 生後半年ごろ:やっぱり睡眠が安定しない
- 生後6か月ごろ:満腹中枢ありますか?
- 生後7か月ごろ:しゃべった?
- 生後24か月:デカい
- 別の見解(他の例)
- まとめ&事後談
出産:産声に違和感
一か月の切迫早産の入院を経て迎える、初めての出産のときでした。
生まれてきた時の産声がブチ切れモードだったんで「生まれたぁ~」っていう爽快感?と別に「え?」って言う感情があふれました。
ただの泣き声のはずなのに「いだーーーーーい(怒)っっ!!!!」
って、メッチャ怒ってる!!
スゴイ脳みそに聞こえてきてるみたいでビックリでした。
すごい苦痛を訴えてきてる??って。
実際には「ぎゃぁぁぁーーっ!ぎゃぁぁぁーーーっ!!」ってゴジラみたいに泣いてはいるんですけど。。。
これを感じたのは長男の時だけでした。
妹たちの場合は「ほんぎゃぁ♡ほんぎゃぁ♡」でした。
不思議です。
※子どもたちにも話している鉄板ネタになってます(笑)
余談ですが私は生まれてくる子どもの性別が直感でわかる人でした。
あ。次、女の子だなぁ~、とかって意識の中に入ってきます。
生後2か月ごろ---「え⁉意思疎通?」
肌がガサガサするので病院に連れて行きました。
手続きするために看護師のおばちゃんに預けてそばを離れ、戻ってくると…
えらいおばちゃん看護師としゃべってる??
えっ??えっ?
看護師さんも「この子おもしろいなぁ」って。(;・∀・)
看護師さんがうまく話していたというより、喃語を駆使して確実にしゃべりにいってる(;・∀・)
生後2か月ごろ---寝ない・泣き止まない
もう一つの他と違うかもっていう心当たりがあります。
なんせ寝ない!!
赤ちゃんが寝ついてくれなくて指や腕が腱鞘炎になることとか、「背中スイッチ」ってたまに聞きますよね。
うちもそれでした。
ずーーーーーーーっと何時間も抱っこして、さらに動かしてないとぎゃあぎゃあ泣く。
だから、
・ベランダを背もたれにしてずっと横揺れ。
・外階段を何十回も上がったり下りたり。
・それにも飽きて部屋の中で昇降運動。体力テストか!?
・スクワット。
・それでも疲れ果てたらおっぱいくわえさせ
…云々。
ちなみに、夜も寝ないです。
夜昼逆転なんて聞きますが…逆転というか熟睡もなくて、夜中の授乳20回とかフツウにありました。
ついには白昼夢もみてましたが、一番最初の子だったのでこんなもんかな、と思ってて。。
後々ママ友に聞いたらメッチャ驚かれました^^;
後でわかったのですが、発達障害だと熟睡が得られない睡眠障害ってアルアルなんですよね。
生後半年ごろ:やっぱり睡眠が安定しない
ある程度の睡眠パターンが得られなくて、腕は腱鞘炎で通院しなきゃいけない状況
…父がりっぱなゆりかご♡を買ってくれました。
・・・それが。
息子…ハイスピードで揺らし続けないと寝ない!!
頭によくないんじゃないかな…オロオロ
揺さぶられっこ症候群、って言うのもあるから注意しながらハイスピードで揺らす…。
そのまま大きくなっていくと父が作った押し入れ用のキャスター台に乗せて揺らす…。
ちなみに、1才超えても夜寝が安定しないので夜中起きておんぶ紐でつけて深夜に外を歩き回ったり、車に乗せて走ったり、時に発狂したようになっておさまらず、ダンナが車に乗せて何十キロ走ったりしました。
生後6か月ごろ:満腹中枢ありますか?
おっぱいをスゴク飲む子で、大量に飲んでは大量に吐くので病気じゃないか?と思ってイロイロ調べもしました。
結果、ただの食いしん坊でした(-_-;)
ある日バナナを半分ないくらい食べさせました。
すんなりとパクパクと食べ、余裕そうです。
もっと欲しそうだったので握らせると、またぺろりと食べてしまいました。
その後、うんちが出たのでおむつを替えたら赤いボウフラみたいなものがたくさん混じっていました。
一瞬不安になりましたが、すぐに察しがついて保健師さんに電話しました。
「これって柔毛ですかね。」
「柔毛ですね。」
食べすぎでした(-_-;)
妹たちはお腹いっぱいだと顔背けたりしてましたが…これもソレなんですかねぇ。
生後7か月ごろ:しゃべった?
いつもの離乳食の食卓。
まだまだ薄味や素材のまんましか食べていないころ。
初めてお豆腐を食べた時のことです。
息子はフルフルとうつむいて震えだしました。
「う…うまい――――♡」
まさかの発語でした^^;
それからワンワンとか言い出したのは10か月ごろでしたが、形容詞の習得は遅かったですね…コミュニケーションにつながる単語というか。
「ビニール袋」とか「電信柱」を覚えてました。
その後、2歳半で保育園に入る前から20曲くらい歌を覚えて歌ってました。
生後24か月:デカい
24か月にして…というよりついに、って感じですが体重12.8キロにまで大きくなりました。
手首や足首のシワに指を添わせて洗うとすぐに血が出ます(-_-;)
おっぱいがびっくりするほどで過ぎていたせいもあると思います。
ただ、1才を迎えて2か月後、突発性発疹とおせっかいなママ友(赤ちゃんができると先輩ママとして誰にでもまとわりついてくる人)に嘔吐下痢の我が子を連れてきて移され、1キロ以上やせてしまい、離乳したこともあってそのまましばらく体重は増えなくなりました。
別の見解(他の例)
一般的に発達障害の赤ちゃんに見られるものとして
手がかからないとか、人見知りしないとかありますが、一律そうではないです。
あくまで一ママの経験ですが。
うちの二人の発達障害児でも違います。
長女の方が典型的な発達障害の赤ちゃんに近かったという感じですが、コミュ力は長女の方があるし…ね。
だから、自分の子どもをよく観察してイロイロ試したりしながら母だけにわかる伸ばし方が見えてくると思います。
まとめ&事後談
睡眠に関しては前述したとおり、発達障害にアルアルの睡眠障害体質によるのかもしれません。
おしゃべりに関してはこれまたアルアル、っぽいです。
医師が言うには発達障害の子どもにあることで、幼いうちに特化した能力がみられることがあるそうです。
なのに、年齢とともに勉強・運動面で定型発達の子と比べ開きが出てくるそうです。
うちの近所に変なおじさんがいるんですけど、7歳まではやはり「神童」と言われていたそうです。
ただ、それを聞いて私も指をくわえて見てるわけではないので、その後は主治医の予測に反して息子はメチャクチャ伸びまくりました♪
詳しくはこちら ↓↓
手にかかる子どもだと、母親が責められることがよくあります。*1
私も母に「お前の育児が下手だから」と何度言われたかわかりません。
今考えたらただの理不尽&マウントです。
ただ、母はそこで活躍したかったんだろうな…私たちを育て上げたぞ、っていうスキルを発揮したかったんだろうな…と。
イロイロ語りたいことはありますが、またの機会に!
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*1:私はがんばるママの味方。プライドや意地より愛が大事